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花粉症と歯の痛み、頬の痛みについて

箕面市の歯医者、箕面おとなこども歯科です。

3月~5月上旬はスギ花粉症、ヒノキ花粉症がとても辛い季節ですね。

目のかゆみ、鼻水、くしゃみ等、たくさんの症状が生じるためとても大変な花粉症ですが、花粉症に関連して歯の痛み、歯ぐきの痛みや違和感が生じることがまれにあります。

今回は、花粉症と歯の痛み、歯茎や頬の痛みの原因とメカニズム、またその対処法についてご説明いたします。

私達、頬の中には上顎骨がありますが、その骨の中に上顎洞と呼ばれる空洞があります。

この空洞は鼻と繋がっているため、息を鼻から吸い込むと空気が上顎洞の中に流入します。その際、空気中の花粉も一緒に入ってきますので、この花粉が原因となり、上顎洞の中にある粘膜がアレルギー反応を起こして炎症が生じてしまいます。

この炎症は上顎洞炎というもので、この炎症反応により頬が重い感じがしたり、上顎の奥歯がうずいたり痛みを感じたりする反応が生じます。

上顎奥歯の歯根の先端は、上顎洞の近くにありますから、奥歯に銀歯や詰め物が入っている、虫歯や歯周病で歯根に膿みが溜まっていたり状態が悪いと、上顎洞炎と連鎖して奥歯や歯茎がうずいたり、痛み、違和感、重い感じ等、様々な症状が生じてしまうのです。

 

対処法としては、奥歯の虫歯や歯根の炎症を抑える治療を歯科医院で行う、マスクをして花粉をできるだけ吸い込まない、抗アレルギー薬や抗生剤の内服といった治療法があります。

薬で治ることもありますが、歯や歯茎に原因がある場合は歯の治療が必要になりますので、歯や歯茎、頬に症状がある方、特に上顎の奥歯に銀歯や詰め物が入っている方は、歯科医院を受診して検査・治療を受けることをお勧めいたします。

 

箕面おとなこども歯科でも、ご自身では花粉症と思っていた患者さんが、歯の治療を行うことで症状が改善・消失された方が春先の花粉症の季節はみられます。

箕面おとなこども歯科では、歯科用デジタルCTにて上顎洞や歯根の精密検査を行い、治療を行っておりますので、症状が気になる方は一度、受診されることをお勧めいたします。

 

医療法人南風会 箕面おとなこども歯科

住所: 大阪府箕面市箕面6-5-1箕面グリーンマンション1

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